このページでは、Inkscapeの組み込みフィルタの1つである、木目の入った立体的な絵に変換してくれる(と思われる?)フィルタを紹介します。

(2023.05.23更新)
このフィルタを適用するには、プルダウンメニューでマテリアル > 3Dウッドを操作します。
フィルタ適用前のオブジェクトの色を木目の色にして、木目の間の色をこのフィルタに指定されている固定値にして、木彫りのアクセサリのような見た目になります。
まず、木目の色でぬりつぶしたオブジェクトを描きます。

これに3Dウッドフィルタを設定すると、パラメータを指定するダイアログは表示されずに、次のようにデフォルトのパラメータで適用されます。

この例で薄いところ(木目の間)の色は、3Dウッドフィルタの中の塗りつぶしというフィルタプリミティブ要素で固定的に設定されているので、変更したい場合はフィルタエディタを表示して、塗りつぶしを選んで、そのパラメータの塗りつぶし色を変更します。

例えば、少し茶色の濃い色をここで指定すると、次のようになります。

(参考:フィルタとは何か)