このページでは、2024年10月にリリースされたInkscapeバージョン1.4について、リリースノートを読みながら直前のバージョン1.3.2からどのような変更があったのか主なものをメモしていきたいと思います。

- Contents
- 全体の印象
- 矩形ツール (正方形/正円)
- スナップ (グリッド強制スナップ)
- フォント (統合フォントブラウザ)
- シェイプビルダツール (クリッピング機能)
- セグメントの直線化 (ショートカットキー)
- レイヤー (レイヤ追加手順)
- ノード削除時の変形
- エクステンション (ギャラリー)
- フィルタ (ギャラリー)
- パスエフェクト (ルーラと先細ストロークの機能追加)
- ドキュメントのプロパティ (モジュラーグリッド)
- オブジェクト関連情報のダイアログ
- ペンツール (辺のガイドライン化)
- ガイドラインのロック解除
- ツールバーとウィンドウのサイズ
- バッチエクスポート (保存先指定方法の改善)
- 選択ツール/ノードツール (レイヤのフォーカス移動)
- スプレーツール (アウトラインの表示)
- ファイルの読み書き (形式の追加)
- 整列と配置 (メニューの改善)
- ハイパーリンク (角度の直接指定)
- グラデーション
- パターン
- フォントエディタ
- スウォッチとパレット
- ハンドルのカスタマイズ
- 新しいアイコン
- ショートカットキー
- ドキュメント
(参考:Inkscapeでできること)
(参考:バージョン1.3.2の変更点)
(2024.10.17更新)
とりあえずリリースノートに書かれていることを実際に試しながらメモしていこうと思います…と思って読み始めたのですが、バージョン1.4のリリースノートは少し分かりにくい説明になっているように感じます。たぶんリリースノートの文章を単に日本語訳しただけでは何を言っているのかわからないと思います。リリースノートなので今後修正されることは期待できないし、しょうがないので時間をかけてすこしづつ動作を試しながらどんな変更がなされたのかを調べていくことにします。
バージョン1.4にアップデートして普通に使っていれば自然に分かってくるような(あるいは変化していることにも気づかないような)細かい変更点や異常終了してしまうバグの修正などについてはとりあえず省略します。
さっそくアップデートして、以前から気になっていた動作について直っているかどうかチェックしてみましたが「スナップするときのメッセージが『□』に化ける」「パスの操作に『分割』が2つある」「一部メニューが多すぎてデスクトップ画面から出張ってしまい選べない」点については特に直っていませんでした(笑)。スナップメッセージの文字化けについては認識はされていますが、対策も進んでいないようです。
全体の印象
今回のアップデートでは根本的に勉強し直さなければいけないような大きな機能追加/変更やデザインの変更はなかったと思います。
奇妙な動作や不具合っぽいものも、少なくともすでに知っていたものについては対策されたという記載はリリースノートにありませんでした。
あと少し処理が重くなって、画面操作の反応が前に比べて鈍くなったように思います。
なお、以下で列挙する新機能の順番はリリースノートの記載順(何の順かわかりませんが)ではなく、個人的に注目すべきだと思う順に並び替えてみました。
矩形ツール
正方形入力モードが追加されたそうです。これまでもCtrlキーを押しながらドラッグすると正方形や特定の比率の長方形だけが入力できるモードがありましたが、Ctrlキー+Altキーを押しながらドラッグすると正方形だけが入力できるモードになります。
円/弧ツールにも通用する機能ですが、どういうわけかバージョン1.4のリリースノートでは矩形ツールについてだけ説明されています。
(参考:正方形/正円の入力)
スナップ
環境設定でグリッドとガイドラインへのスナップを強制的にするか否かを設定できるようになりました。リリースノートでは「always snap」と書いてありますが意味が良く分からないのでもう少し調べてみました。
要するに、スナップダイアログ上でいろんなスナップ対象が設定されていてもそれを無視してグリッドやガイドラインに強制的にスナップさせるように設定できるということです。
どういう理由でこのモードが追加されたのかはリリースノートに書いてなかったので分かっていません。グリッドやガイドラインにそろえてオブジェクトを描くことが中心の編集作業を想定しているのでしょうか。
詳しいことは「グリッドやガイドラインに強制的にスナップ」のほうでまとめていきたいと思います。
しかし、スナップはもともと複雑な動作条件が絡み合っていて、どんな設定をするとどんなことが起こるのかが分かりにくいという面がありましたが、このモードの追加でさらにややこしいものになったような気がします。
フォント
統合フォントブラウザと呼ばれる試験的なダイアログが追加されました。環境設定のインターフェイス > ウィンドウで従来のダイアログから切り替えられるようになりました。

文字のサンプルが大きくできたり、縦一覧だけでなく縦横にサンプルを並べたり、クリックするだけでフォントをテキストオブジェクトに設定できたりしますが、以前のフォントダイアログに比べて特別なことができるようになったということはないようです。
シェイプビルダツール
パスとビットマップを両方選択しておいてシェイプビルダツールをクリックすると、シェイプビルダツールでパス部分の編集を行ったあとに、その編集後のパス(例えばつなぎ合わせたパス)を使ってビットマップオブジェクトをクリッピングしてくれます。詳細は「シェイプビルダを使って画像を切り取る」を。
ただ、編集後のパスがビットマップオブジェクトの外側に出っ張っている場合や、ビットマップオブジェクトを複数選択しておいた場合などの動きは予想されたものと異なりました。リリースノートで示されている実行例ではこういうケースが示されていないので少し混乱します。
また、クリッピングを解除し、さらにクローンをリンク解除すれば再び編集できるように書いてありますが、リンク解除すると現れるのは編集後のパスなので、編集前のパスからやり直したりすることができるわけではないようです。
また、シェイプビルダツールを使って編集しているあいだ、他のオブジェクトを透かして見せてくれるようになりました。これまではシェイプビルダツールの編集状態に入ると、編集対象のオブジェクトだけが表示される状態になっていましたが、編集対象でない他のオブジェクトもうっすらと表示してくれます。ツールコントロールバーの「目」のボタンを押すと表示されるスライダを操作してその透明度を調整することもできます。透明度を「0」にすればこれまでのシェイプビルダの編集画面と同じように編集対象のパスだけが表示されます。
さらにツールコントロールバーのオブジェクトを置換というトグルボタンをオフにすると、パスを編集したときに編集元のオリジナルのパスもそのまま残ります。オンにすると以前と同様に編集後は編集元のオリジナルのパスは消えます。
セグメントの直線化
曲がったセグメントをまっすぐに直す操作はAltキー+ダブルクリックに変更されたそうです。以前はCtrlキー+クリックでしたが、Ctrlキー+ダブルクリックでセグメントを消す機能と区別できないのでこうしたそうです。
レイヤー
レイヤー > 新規レイヤーというメニューでレイヤーを追加する際のダイアログ上で、既存のレイヤーに対してどの位置に追加するかを指定できるようになりました。
さらに、レイヤーとオブジェクトダイアログで新規レイヤを追加したいときは「+」ボタンを押し、次にどの位置に追加するかを指定するという手順でしたが、いちいち追加位置を指定しなくてもレイヤー > 新規レイヤーメニューで指定したのと同じ指定位置(例えば現在のレイヤの1つ前)に追加してくれるようになりました。結果として「+」ボタンを連打すれば次々レイヤを追加することができるようになりました。
追加位置の指定を追加操作とはまったく違う画面で行うようになったため、追加位置を変更したくなったときにどこでそれが可能なのか見失いがちになるだろうと予想されるので、この機能は押さえておきたいところです。
ノード削除時の変形
ノードをどのように削除するか(Ctrlキーを押しながら削除するか、環境設定で「ノードの削除時に形状を維持する」設定をしているか否か)によって、削除直後のセグメントの形がどうなるかを変えていた機能が変更されたそうです。
以前もCtrlキーを押しながら削除したときの削除直後の形は変化していましたが、これにシフトキーを押しながら削除したときの変化が追加され、いろんなバリエーションで削除直後の形が決定されることになりました。
環境設定の設定内容と、Delキーと一緒に押すキーとの組み合わせで結果が変わる(そのことがリリースノートの一覧表に書かれている)のですが、覚えて使いこなすのは大変そうです。
どんな機能になっているのかは一応「パスを作成/編集」のページのほうに書き加えておきます。
エクステンション
プルダウンメニューでエクステンションを選ぶのに加えて、エクステンションギャラリーと呼ばれるダイアログが追加され、ここでは従来のパスエフェクト一覧のようにエクステンションの機能を表すアイコンの一覧が表示されます。エクステンションを探すのが少し便利になりました。
その他細かい機能追加がありました。
- 「公式(typst)」というエクステンションが追加。
- バイナリDXFファイルがインポート可能に。
- 「QRコード」が複数行に対応。
- 「プリントマーク」がすべてのページに生成されるように。
- 「深くグループ解除」にpreserve layersというオプションが追加。
フィルタ
フィルタについてもエクステンションと同様にフィルタギャラリーと呼ばれるダイアログが追加され、ここで花の画像(固定)に各フィルタを適用した様子が確認できるようになりました。オリジナルのフィルタをInkscapeに組み込んである場合もこのギャラリーに自動的に表示されるようになるそうです(未確認)。
プルダウンメニューから適用したいフィルタを選ぶよりも、このギャラリーから選んだほうが簡単かもしれません。
パスエフェクト
パスエフェクト一覧として古いスタイルの画面を表示させるボタンがありましたが、削除されました。
「ルーラー」の目盛りがパスに対して角度を付けられるようになりました。
「先細ストローク」の端の形に「クランプ」(切り落とし)が追加されました。
ドキュメントのプロパティ
SVG形式のパラメータとして定義されている「viewBox」の値をドキュメントの物理的な大きさ(mmなど)とは独立に設定できるようになりました。ドキュメントのプロパティダイアログの尺度フィールドの右側に小さなトグルボタンがあり、これをオンにすると尺度に応じてSVGデータ内の座標値を自動的に変換するのではなく、座標値はそのままで表示時に大きさをviewPortに合わせるようになるそうです(そのうち具体的にどんな動作をするのか調べてみたいと思います)。
またドキュメントのプロパティダイアログのグリッド設定画面が整理されたそうです。そしてここに「矩形グリッド」と「結晶軸グリッド」に加えて「モジュラーグリッド」という新しいタイプのグリッドが設定可能になりました。

指定した隙間をあけて長方形を敷き詰めるようなグリッドです。
さらに従来サポートされていた「結晶軸グリッド」についても、グリッドの角度を数値で指定するのではなく、幅と高さの比を入力すると自動的に決定してくれるようになったそうです。
オブジェクト関連情報のダイアログ
これまではオブジェクトのプロパティとオブジェクトの属性という、名前はよく似たダイアログが2つありましたが、オブジェクトのプロパティ(Object Attributes)という1つのダイアログに統合されました。
さらにこのオブジェクトのプロパティダイアログに主に次の機能が加わりました。
- パスオブジェクトのSVG形式データを直接編集できる。
- 矩形オブジェクトの角を丸くする設定もここで可能になった。
- 星形/多角形オブジェクトの角の数を変更できる。
- 星形/多角形を水平にするボタンがある。
- オブジェクトに対するイベントハンドラのJavaScriptコードを記述できる。
- オブジェクトを右クリックしてアンカーを作成(ハイパーリンク)を操作するとハイパーリンクの設定画面になる(それまでのパスやシェイプの属性は表示されなくなるらしい)。
ペンツール ※おそらく正しくは矩形ツール
リリースノートには、ルーラのところからドラッグするのではなく、シェイプからもガイドラインを作成できるようなオプションを追加した、ということが書いてありますが、これはどうもあいまいな表現になってしまっているらしいです。
リリースノートの言いたいことが分からなかったので、いろいろいじって調べてみたところ、どうやらこれは「ガイドへの変換に境界枠の代わりにエッジを使用する」という選択オプションが矩形ツール(と3Dボックスツール)の環境設定に追加されたということらしいです。
このオプションにチェックを入れない場合、オブジェクトをガイドにというメニューでオブジェクトをガイドラインに変換したときに境界枠(バウンディングボックス)の4つの辺に沿った4本のガイドラインに変換されますが、チェックを入れている場合は、矩形や3Dボックスを回転したり傾けたりしてからガイドラインに変換すると、その傾けられた辺に沿ったガイドラインに変換してくれるということらしいです。
しかしこのオプションは円弧ツールや星形ツールにはないので、これは基本的に矩形ツール(と3Dボックスツール)に特化したオプションだと理解しておけば良さそうに思います。
ガイドラインのロック解除
新しいガイドラインを追加すると、他のすべてのガイドラインのロックが解除されます(バージョン1.3.2の時点ですでにそうなっていたように思いますが、バージョン1.4のいわゆるβバージョンにあったバグを直したらしいです)。
ツールバーとウィンドウのサイズ
ツールバーとウィンドウの大きさがうまく調整されるようになったそうです。なお、ツールバーと書いてありますが、ツールコントロールバー(ウィンドウ上部に横長に表示されるバー)のことを指しているように思われます。
具体的には、ウィンドウの幅を縮めたときに横並びのアイコン群を適宜ドロップダウンメニューに切り替える(そうすると幅が小さくなる)ようになったそうです。
自由にサイズを変えられるようになったということではないと思います。逆にウィンドウの幅を自由に縮めることが難しくなったように思います。
左側のツールバーで選んだツールによってツールコントロールバーに表示されるボタンの種類も変化しますが、表示するボタンが少ないツールを選んでいる状態ではウィンドウの幅をかなり小さくできるけれど、選択ツールのようにツールコントロールバー上のボタンが多いツールを選んでいるときはウィンドウの幅はほとんど縮めることができません。ある時点でウィンドウの幅を小さくしてあったとしても、ボタンの少ないツールからボタンの多いツールに切り替えるとウィンドウの幅が勝手に大きくなってしまうという動作も起こるようです。
また、デフォルトではウィンドウの高さが大きすぎるし、縮めることができないです(マウスで縮めようとしても無視されてしまう)。デフォルトでウィンドウの右側に表示される「コマンドバー」を非表示にしたらちゃんと上下にも縮められるようになったので、ウィンドウの最小サイズの処理がうまくいってないんじゃないかという気がします。Windows特有の動作の可能性もあります。(※この問題は「バージョン1.4.2」になってある程度解決しました。)
バッチエクスポート
まとめて複数のファイルに保存する際のファイル名の先頭の共通部分(プレフィックス)として、以前のバージョンでは設定されたファイルパスのうち拡張子を除いた部分を自動的に取り出して使っていましたが、プレフィックスと保存先フォルダ(ディレクトリ)を別々に指定するようになりました。(目的からすれば当たり前かもしれません)
選択ツール/ノードツール
キャンバスを回転させた状態で矢印キーでオブジェクトやノードを移動するときに、キャンバスの向きに対して移動するか、スクリーンの向きに対して移動するかを、環境設定で切り替えるようになったそうです。
また「選択範囲内のレイヤーを変更」「選択範囲内のページを変更」という選択オプションが環境設定に追加されました。このオプションにチェックが入っていると、選択ツールやノードツールで操作を行ったときにアクティブなレイヤやページもそのオブジェクトのレイヤやページに遷移しますが、チェックが入っていない場合は遷移しなくなります。選択ツールやノードツールを操作する度にアクティブなレイヤやページも遷移してしまうと、その後の操作(例えば新規オブジェクトの追加)がどのレイヤ/ページに対して行われることになるのか認識しにくいので、それを防ぐためのオプションだそうです。
スプレーツール
スプレーツールを選択したあとマウスのボタンを押していない状態では、マウスカーソルに重なるように「これから配置されるはずのオブジェクトのアウトライン」が表示されます。そのアウトラインを見ながら位置を合わせてクリックするとその位置にオブジェクトが1つ追加されます。ドラッグで次々にオブジェクトを追加している間はこのアウトラインの表示は行われません。
また、複数のオブジェクトを選択しておいてスプレーツールを選んだ場合は、クリックするたびにその複数のオブジェクトのうちの1つが追加されますが、マウスを右クリックし、さらに少しだけ(?)マウスカーソルを移動すると次のオブジェクトに切り替わってそのアウトラインが表示されます。少し不思議な動作です。
ファイルの読み書き
Affinity Designer (.afdesign) とCGM (Computer Graphics Metafile) (.cgm)形式のファイルが読み込めるようになりました。
また、PDFのファイル内リンクを付けたままで保存できるようになりました。目次からのリンクなどに使えるそうです。
整列と配置
整列させる基準とするものを選ぶドロップダウンメニューに、選択しても効果のないものは表示しないようにしたそうです。
ハイパーリンク
オブジェクトのプロパティダイアログでハイパーリンク(href)というフィールドに入れるリンク先のIDを、すぐ右隣りのボタンをクリックしてからリンク先のオブジェクトやページをクリックするだけで自動的に入力してくれるようになりました。
グラデーション
フィル/ストロークダイアログ上のグラデーションエディタに、グラデーションパスの角度を数値で直接指定する項目が追加されました。垂直や水平にしたい場合に便利だと思います。
ただし、不思議なことに線形グラデーションでしか使えません。放射グラデーションもグラデーションパスの角度によって塗り方を変化させることができますがどういうわけか放射グラデーションを選択した場合はこの数値直接指定はできません。
パターン
並べるパターンの間に隙間を空けたいときの、その隙間の大きさ(%)を、従来はスライダーでしか指定できなかったところ、歯車ボタンを押すと表示されるオプション指定画面で「マウスフレンドリー」から「精度」に切り替えれば、直接数値で指定できるようになります。
フォントエディタ
メニューからボタンに変更された項目があるそうですが、詳しくは分かりません。
スウォッチとパレット
- カラーパレットが下の方の小さいアイコンから選ぶのではなく、上の方のドロップダウンメニューから選ぶように。
- 色を名前で検索できるように。
- カラーパレットのファイルを直接読み込むことができるように。
- Adobe形式のファイルもインポート可能に。
- パレットファイルに「カラム」が定義されている場合はそれに対応。実際「カラム」情報をいくつかのパレットに追加。
- 歯車アイコンをクリックするとレイアウトを変更するための画面に。
- CIELABで定義したパレットもサポート。CMYKで定義したパレットも一部サポート。(この「サポート」が具体的に何を指しているのかは未調査)
- CMYKからRGBへの変換処理が改善。(これがスウォッチの話なのかどうかは不明)
ハンドルのカスタマイズ
パスのノードなどのハンドルの色や形を自分で定義(CSSファイルで)して所定のフォルダに置けるようになりました。(詳細未調査)
新しいアイコン
環境設定から切り替えられるアイコンテーマに「Dash」というテーマが追加されました。
ショートカットキー
ショートカットキーを環境設定上でカスタマイズできるようになりました。
また「クリップを設定(Ctrl+'M')」「クリップを解除(Alt+'M')」「クリップを反転して設定(Ctrl+Alt+'M')」「フィルとストロークを交換(Shift+'X')」が追加されました。※これらは環境設定を初期化しないと有効にならないと書かれていますがそれがどんな場合であるのかは不明です。環境設定の環境設定を初期化というボタンをクリックすると有効になることは確認しました。
ドキュメント
今回のアップデートでもリリースノート以外ではInkscapeのヘルプメニューから表示されるマニュアル等の改訂はされていないように思われます。
・・・とりあえずはここまで。実際に動かして試してない機能もあるので、文章だけでは具体的に理解できないものについてもそのうち試した結果を反映していきたいと思います。