Inkscapeのエクステンションには、いろんなタイプのグリッド(格子)を描いてくれるものがあるので紹介します。
それぞれのエクステンションを実行すると、縦横のグリッド、60度で交わるグリッド(等角グリッド)、円形グリッドなどをパスオブジェクトとして生成してくれます。
(参考:パスエフェクト/エクステンションとは)
(2023.04.05更新)
グリッドのタイプごとに別々のエクステンションが提供されていて、それぞれにパラメータを指定するためのダイアログが表示されます。
パラメータとしては、グリッドの間隔や線(パス)の太さが指定可能です。
次の例は、左から、デカルトグリッド、等角グリッド(アイソメトリックグリッド)、円形グリッドを生成したものです。

もうひとつ、シンプルなグリッドがあります。これは単純に同じ間隔で縦横の線を引くだけのものですが、他のグリッドと違うのは、選択中のオブジェクト(オブジェクト群)のバウンディングボックスにぴったりの大きさでグリッドを生成するという点です。
