ノードハンドルの位置を自動的に調整することで、セグメントを少しだけまっすぐにしてくれるエクステンションです。
(参考:パスエフェクト/エクステンションとは)
(2023.04.05更新)
このエクステンションのダイアログは次のようになっています。

詳しい解説コンテンツを発見できていないので正確には分かりませんが、パーセントはこのエクステンションの1回の適用でどのぐらいまっすぐに直すか、その度合いを指定し、振る舞いでは「1」または「2」を選ぶことで、まっすぐに直すときの直し方(?)を指定します。
振る舞いを「1」にすると、適用対象のパスの各ノードのノードハンドルの長さを、向きはそのままでパーセントに指定した比率で縮めてくれます。通常、ノードハンドルがより短いほど、2つのノードに挟まれたセグメントがまっすぐになるので、例えばパーセントに100を指定すると各セグメントは完全にまっすぐになります。また、ノードハンドルの向きは変わらないので、ノードのところの角の曲がり具合(スムーズか、シャープか等)は変化しません。
振る舞いを「2」にすると、適用対象のパスの各ノードのノードハンドルの長さを短くし、かつ、角度も少し内側に傾けてくれます。1つのノードを挟んだ2つのハンドルが少し内側を向くので、そのノードのところの曲がり具合がよりシャープになります。
次の例では、パーセントを50にして、振る舞いを「1」と「2」の両方指定して適用しています。

振る舞い「1」では、ノードハンドルが1/2に縮んでいっています。
振る舞い「2」では、ノードのところが尖がっていく様子がわかります。ただ、この場合、パーセントの値がどのように使われているのかは分かりませんでした。隣のノードとの距離の1/3の長さになるという情報もちらほら見かけるのですが、実際にやってみるとそうは見えないので、古いバージョンではそうだったということなのかもしれません。