このページでは、Inkscapeのエクステンションの1つである、指定した本数の緯線や経線を使って球体を描いてくれるエクステンションを紹介します。

(参考:パスエフェクト/エクステンションとは)
(2023.05.08更新)
ダイアログ上で、緯度線(緯線)の本数と経度線(経線)の本数を指定すると、その本数の等間隔な線で球体を描きます。

傾斜は、画面から手前に傾ける角度を最大90°で指定します。
回転は、縦の軸の周りに回転させる角度を指定します。
例えば、傾斜30°、回転0°を指定すると、北極が少し手前に見えている状態で、経線がちょうど正面にくる絵になります。

傾斜30°、回転10°を指定すると、地軸を中心に少し回転した絵になります。

傾斜60°、回転0°を指定すると、さらに手前に倒れた形になります。

球体の裏側の線を隠すのチェックをはずすと、向こう側の線も表示されます。

生成されたワイヤーフレーム状のパスは、それぞれ楕円や円弧になっていて、全体がグループ化されています。パスごとにスタイルを変更したり、グループを解除して別々のパスオブジェクトにして、球体を表す線の一部として活用することもできます。
