お絵描きソフトInkscape(インクスケープ)の使い方を初級レベルから上級レベルまで広く紹介しています。
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はじめに

(2024.10.14更新)

 Inkscape(インクスケープ)というフリーのお絵描きソフトの使い方を勉強しています。その中でわかったこと(…や、わからなかったこと ←これが重要ですね、力不足のせいかとても多いです)を紹介していこうと思います。

 特に他の解説コンテンツであまり見かけない(けれど時々調べる必要が出てくる)ノウハウを重点的にまとめていくつもりです。

 本サイトに掲載されている情報は、サイト管理者本人の雑な理解、個人的な意見や感想を含むものですので、正確でない情報が混入する場合や、情報が最新でない場合もあります。Inkscapeがここに書いた通りに動作することを専門家として保証するものではなく、予告なしでの情報の変更・削除をすることもありますので、ご了承ください。本サイトの情報に基づく、何らかのトラブルや損害、損失等につきましては、本サイトでは一切の責任を負いかねることをご了承願います。でも、このレベルの情報でも、まとめておけば後日何かの役に立つこともあるだろうと期待しているのですけど・・・。

バージョン1.4について

 2024年10月にバージョン1.4がリリースされました。バージョン1.3.2からどんな点が変更されたのかは次のページにメモしてあります。

 (参考:バージョン1.4の変更点

バージョン1.3.2について

 2023年11月にバージョン1.3.2がリリースされました。バージョン1.3からどんな点が変更されたのかは次のページにメモしてあります。

 (参考:バージョン1.3.2の変更点

バージョン1.3について

 2023年7月にバージョン1.3がリリースされました。バージョン1.2からどんな点が変更されたのかは次のページにメモしてあります。

 (参考:バージョン1.3の新機能

 !!バージョン1.3は結構な頻度で異常終了します。バージョンアップしたのであれば、ファイルへのマメな保存をおすすめします。特に、コピー&ペーストする瞬間の確率が高いように思います。バージョン1.2.1からはまず起こらなかったので、バージョン1.3で復活してしまったのかも・・・

 このサイトには1つ前のバージョン1.2にだけ通用するメモ(例えば古い画面キャプチャなど)が残っているかもしれませんが、気づき次第バージョン1.3のものに差し替えていこうと思います(が、その作業が終わる前にバージョン1.4がリリースされてしまいそう・・・)

 特にフィルタエディタの画面はバージョン1.3で大きく改良されて、その機能自体はそれほど変わっていませんが、画面キャプチャなどは差し替えないといけません。

 とはいえ、バージョン1.2の古い画面キャプチャでもそれほど混乱することなく理解できそうな程度の画面変更(例えば小さなアイコンのデザインの変更)については、急いで差し替えなくてもいいかなと考えています。

バージョン1.2について

 バージョン1.1からどんな点が変更されたのかは次のページにメモしてあります。

 (参考:バージョン1.2の新機能) 

 バージョン1.1は、普通の操作をしただけで結構ハングアップしたり異常終了したりしていましたが、バージョン1.2ではそういうことはほぼありませんので、日常的なツールとして使う気になってきました。

 バージョン1.1から機能的にずいぶん変更されているので、今後も大幅な機能変更がなされると予想されますが、そこは将来のバージョンのリリースノートなどでフォローして紹介してくことができそうだと思っています。

まとめようと思った経緯

 そもそもなぜお絵かきソフトを使ってみようと思ったかといえば、絵や写真をデータ化して編集可能な状態にして(カッコよく言えば「ベクター化して」と言うそうです)、きれいに色分けしたり、境界線を修正したり、文字を書き加えたりして遊びたかったからです。

 例えば、↓こんな感じの画像(これは手書きの絵をスキャナで読み取って画像化したもの)を、お絵描きソフトで編集可能な形式に変換して、


↓こんな感じの図形データ(ベクターデータ)にすれば、色の変更や変形や文字の追加も簡単になると考えたわけです。



 ちなみに↑の画像は、その後いろいろ使い方を勉強した結果として、実際にInkscapeを使って画像データを図形データに変換し、さらにその図形データを画像データ(PNG形式)として保存したものです。

 お絵描きツールとしてはPowerPointぐらいしか使った経験がなく、画像処理ソフト一般の知識もなかったので、単純な機能でもいいから手軽に使えるソフトがないもんかと思い、「画像 変換 編集」といった感じのキーワードでネットを検索してみたところ、画像を編集可能な図形データに変換する作業のことを「トレース機能を使ってベクター形式に変換する」と一般に呼ぶのだということもわかりました。(そこからですから、先は長い)

 続けて「トレース機能」で検索してみたところ、(プログラムの実行トレースに関するページがヒットしまくったのはご愛敬😅)Illustratorでサポートされているという情報はたくさん見つかりましたが、ちょっと敷居が高い(経済的にも)。そこで、さらにしつこく検索してみたら、「Inkscape」というフリーソフトでも同等のことができると書いてあります。

 そういうわけで「Inkscape」をダウンロードして、インストールして、起動して、軽ーく操作してみて、「ヘルプ」メニューからちょこちょこっと解説コンテンツを読んでみて、理解できない用語や機能名に面食らったところで「これは気軽に扱えるソフトじゃないなあ」と気づいた次第です。しかも、Inkscapeは2017年にバージョン0.92だったのですが、「ヘルプ」メニューから読める解説コンテンツはこのバージョン0.92時点のもので、ネットを検索してみてもバージョン0.92時点の解説コンテンツは割りに見つかるのですが、その後の2020年のバージョン1.0について解説している情報があまりありません。しかも、バージョン1.0ではバージョン0.92から小さいとはいえない変更がなされているのです。ちなみに2023年現在でバージョンは1.3.2です。

 ここは覚悟を決めて、バージョン0.92の解説コンテンツを読みつつ、自分で現バージョンをいじってみて勉強していくしかないなあと思い、自分の備忘録にするのを主な目的としつつ、ここにまとめていくことにした次第です。

 基本中の基本の操作を網羅的に解説するようなリファレンスページにするつもりはない(新しく何か分かったら追加していく)し、短時間で解決しなかったことも後で調べ直せるように「ここのところは不明だった」と書き残していければいいかなと思います。 


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