ここでは、Inkscapeで繰り返し実行する定番の操作手順についてまとめたいと思います。
(参考:ショートカットキー)
(2025.03.28更新)
はじめに
Inkscapeを含むお絵描きツールには付き物なのだと思うのですが、何か描きたい絵図(それもとても単純な絵図)があって、具体的にどの機能をどう組み合わせればその描きたい絵図を描けるのか、すぐ思いつかないことがあります。
Inkscapeの場合も、チュートリアルを一通り勉強して基本的な機能(例えば、色を設定するとか、オブジェクトをコピペするなどの基本的な操作)は把握したけれども、いざ何かしら具体的な絵図を描こうと思うと、とたんに「こんな図形はどうやって描けばいいんだっけ?」と立ち止まってしまいがちです。
そこで、Inkscapeの基本的な使い方に慣れてきたところで、次のステップとして、ちょっとした定番の操作手順を集めてノウハウ集を作ってみたいと思います。
図形の入力
シンプルな図形の入力
特殊な絵図の入力
編集操作
- 最後に入力したオブジェクトを選択
- パスに重なっているオブジェクトだけ選択
- 関連オブジェクトをまとめて選択
- 複数オブジェクトのロック
- ページ枠の真ん中に配置する
- 複数オブジェクトに別のオブジェクトをそろえる
- テキストを他のパスの形に変形する
- パスのノードを垂直/水平に揃える
- パスを希望する長さに変更する
- パスの複数個所をまとめて切断する
- パスの交点にノードを追加する
- 角同士をきれいに重ねる
- 直線と円が接するように移動する
- 縦と横を指定比率(例:黄金比)にする
- パスの切れ目を見つける
- パスの出っ張ったところを削除する
- シェイプやパスをトレースする
- ビットマップ画像をベクタデータ化する
- 線画イメージをベクタデータ化する
- トレース→独立パスに分離
- 文字列を一斉に置換する
- 写真から被写体を切り取る
- 見えないオブジェクトを探す
- 複数のパスでクリッピングする
- 線のところだけ切り抜く
- パスの幅方向のグラデーションを作る
- 縁に沿ってグラデーションを作る
- 周りだけぼかす
- オブジェクトの配色を白黒に変換する
- Word文書にSVGの図面を挿入
- LaTexドキュメントに図面を挿入
- 背景が透明な画像を作る
- クローンを見分ける
- 2つの画像を比較する
- 2つのオブジェクトの一部分をピッタリと重ねる
- ページの端ピッタリに絵を拡大する
- まとめて色を変える
- 塗りつぶしパターンを修正できるようにする
- 矢印の色を変える
- 複数オブジェクトにまたがるグラデーションを設定する
- パスの2つの重なっているノードで連結する
- パスのノードの下に重なっているノードを選択する
- レイヤを統合する
- オープンパスを探す
- パスの長さを測る